もみ殻炭化および肥料製造販売事業について

   創業開始   平成28年4月1日

   工場所在地  宮城県刈田郡蔵王町宮字一本松西95   

   生産品目   蔵王の恵み もみ殻くん炭
           蔵王の恵み くん炭入り発酵有機肥料

   設   備   キルン式 もみ殻炭化装置        

はじめに

本肥料製造事業は平成26年8月に蔵王町から総務省地域循環創造事業交付金を申請し、交付決定を受け始められたものです。
蔵王エコネットは、地域経済の活性化を目的として活動し事業利益について公共事業に還元する経営を今後も行うものです。

事業目的・背景(地域の課題)

蔵王町は、養鶏業が盛んですが、そこから排出される鶏糞は、資源としてあまり活用されていませんでした。
本事業は、養鶏場より排出される鶏糞を同じく近隣より排出されるもみ殻を炭化した(もみ殻くん炭)と混合することに吸着作用により鶏糞の臭いを軽減させるとともに、炭のもつ土壌改良作用、根の活性化という付加価値を付て肥料として販売しております。鶏糞およびもみ殻は捨てればゴミとなりますがこれを資源として活用するものです。

活用する地域資源

発生する生鶏糞は、乾燥・発酵処理後に有機肥料として利用されていますが、その工程で臭いを発生します。
一方もみ殻は用途として暗渠の材料や畜舎の敷料として利用されていますが、分解が難しいことから堆肥としては向きません。しかし、炭化することにより脱臭作用を発揮します。また、土壌微生物の増殖効果により土壌改良剤として有効です。特に植物の根張りに効果があります。

蔵王の恵み くん炭入り発酵有機肥料の特徴

もみ殻くん炭と鶏糞を混合し更にそれを発酵させることにより従来に鶏糞肥料より臭いが少なく、また炭の力でより作物に有効な肥料です。

今まで処理に困っていたもみ殻と鶏糞を資源として有効活用し、かつ環境改善にも役立てるものです。

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